東大生だけでなく東大理Ⅲ生も通ってた人の多い東進の東大特進コースの実態に迫ります。
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(参考)【東大生3人に1人が通う最強塾】東進ハイスクール徹底解剖!、【東大推薦入試体験談】、【勉強におすすめ学習アプリ6選】
1)東進の東大特進コースとは
まず東進の東大特進コースとは東進ハイスクールが東大志望の現役生(高1・高2・高3)を対象として実施するコースです。(浪人生は対象外)
特進コースでは東進が誇る東大受験の一流講師陣による東大二次試験対策の特別講座が受講できます。
また御茶ノ水校・渋谷校・大阪校に東大特進専用の校舎があり対面授業はこれらの校舎で受けることができます。
東大特進コースは新年度プレ講座および第Ⅰ〜 Ⅵ 期講座の全7タームからなります。
2月・3月 新年度プレ講座
3月・4月 第Ⅰ期講座
5月・6月 第Ⅱ期講座
7月・8月 第Ⅲ期講座・前期総集編講座
9月~11月 第Ⅳ期講座
12月・1月 第Ⅴ期講座
1月・2月 第Ⅵ期講座・直前テストゼミ
2)東大特進コースに入る方法
まず東大特進コースには入会テストはなく、入会資格としては以下の4つがあります。
①高1から高3の現役東大志望受験生であること。
②合格体験記、アンケート等に協力する。
③「第1回東大本番レベル模試(6月)」「第2回東大本番レベル模試(8月)」「第3回東大本番レベル模試(10月)」「最終東大本番レベル模試(1月)」の受験と成績提出。
④以下の2点を提出すること。
(1)他予備校の東大型模擬試験の成績表は受領後速やかに提出。
(2)2024年2月東大前期試験終了後実施の「東進 東大答案再現」、2024年1月大学入学共通テスト終了後実施の「大学入学共通テスト分析」。
そして基本的には東進ハイスクール・東進衛生予備校の生徒が多いですが、そうでない生徒も入会することができます。
しかし成績優秀者には特待生制度があります。特待生制度は後半で説明します。
東大特進コースに入るステップは以下の流れです。
①まず東進のサイトから東大特進コースに関する資料請求を行います。
②次に申込書に記入・提出をします。
③すると申込講座の教材が届きます。そして料金支払いを完了すると、入会手続きは完了です。
3)東大特進コースに入るメリット
①有名一流講師の対面授業
東大特進コースでは御茶ノ水、渋谷、大阪、名古屋(貸し会場のため授業のみ)を中心に東大特進コースの対面授業を展開しています。
もちろん東進なのでオンライン授業も受けることができますが、オンライン授業は対面授業の録画ではないためリアルに有名一流講師の授業を受けられる機会は非常に貴重です。
②現役東大生によるチューター制度
御茶ノ水校、渋谷校には東大生担任助手がいて受験生一人一人にチューターとしてつき、希望すれば学習相談や添削指導を受けることができます。
③充実した自習環境(ホームクラス)
東大特進コース生は、渋谷校、御茶ノ水校、大阪校にある東大特進コース専用校舎の自習室を利用できます。
自習室ではオンライン授業の受講や自習ができます。
また座席は全てブース型の個別席で、通常の校舎よりも広い机が設置されています。
実際渋谷校の自習ブースはうるさいこともなく非常に快適でした。
そして基本的に平日は13:00~20:45、土日祝は10:00~17:45で開館しています。
④欠席フォロー制度
授業にはチューターが出席しており、希望すれば欠席分のノートのコピーがもらえます。
そして添削付きのライブ授業を欠席した際には後日添削してもらうことができます。
⑤東大合格に向けた徹底的な戦略
東大特進には東大過去問演習講座、志望校別単元ジャンル演習、第一志望校対策演習などの東大受験に特化した授業が用意されています。
また東大リスニング、東大世界史第三問演習、東大無機化学トレーニングというアプリでの学習サポートもしています。
4)東大特進特待生制度のメリット
東大東進特待制度とは東進の東大特進コースの中の成績優秀者に適用される制度です 。
また特待生制度は東大特進コースを破格な価格で受講できるお得なシステムのことです。
(参考)特待生制度の受講料例
5)東大特進特待生制度の基準
東大特進コースの特待生制度の特待生基準は以下のようになっています。
①東大特進コースの「入会資格」を満たしていること。
②現在の学年で受けた模試が下記の基準いずれかを満たすこと。(判定結果によって特待受講料を受けられる教科数が変わります。)
東大判定結果 | A | B | C | D |
(東進)全国統一高校生テスト、共通テスト同日体験受験、共通テスト本番レベル模試 | 5教科 | 4教科 | 3教科 | 2教科 |
(東進)東大本番レベル模試、東大入試同日体験受験 | 5教科 | 4教科 | 3教科 | 2教科 |
東大特進コース指定模試 | 4教科 | 3教科 | 2教科 |
③公開会場以外での受験、当日以外での受験は適用されません。
④進学校に通っている場合、校内順位も特待生基準に適用できる場合があります。
⑤高3生時に取得した特待生認定は高3終了時まで適用されます。
⑥特待生対象の「特待受講料」は3月開講「第Ⅰ期講座」より実施、プレ講座は特別受講料にて受講可能。
⑦(高3)高2生時点の認定が変更になる可能性がある。
東大特進コース指定模試
東大特進コース指定模試は
【河合塾】高3全統共通テスト模試による認定(4月、7月、10月実施)、高2全統共通テスト模試による認定(1月実施)、高3全統記述模試による認定(5月、8月、10月実施)、高1、高2全統模試による認定(5月、8月、10月、1月実施)、東大入試オープンによる認定(8月、10月実施)
【駿台】高3駿台全国模試による認定(6月、9月実施)、高2駿台全国模試による認定(6月、10月、2月実施)、高1駿台全国模試による認定(6月、10月、2月実施)、高2アドバンスト模試による認定(11月実施)、高1アドバンスト模試による認定(1月実施)、東大入試実戦模試による認定(8月、11月実施)
途中で成績が変わったら?
また途中で成績が上がり、特待生の適用科目数が増える場合は申請すれば適用されます。
そして途中で成績が下がった場合も有効期間内の成績表で一番いいものを特待生認定に使うので特待生をはく奪されることはありません。
6)東大特進コースを始める最適なタイミング
まず東大特進コースは高1からですが、特待生制度開始は第V期(12月)からです。
そして高1の第Ⅰ期(3~4月)・第Ⅱ期(5~6月)は公開授業のため無料、第Ⅲ期(7~8月)・第Ⅳ期(9~11月)は特別授業料で受講できますが、通常の入学金33,000円が掛かってしまいます。
また東大受験生は高1高2で基礎を固めてから二次試験対策に移行する場合が多いです。
もちろん東大二次試験対策を早めに始めるのは重要なので高1から通うのもありです。
しかし個人的には基礎が固まった高2の夏や高3の第Ⅰ期からが最適だと思います。
特待生を狙う場合は高2で模試を受け、いい判定をとっておくことをお勧めします。
7)最後に
東進では東大合格者の合格体験記を冊子にまとめて、東進生に配布しています。
そしてこれは東大受験生にとって合格者による貴重な情報が記載されている重要な冊子です。
また資料請求をすると1冊もらえるので以下から資料請求だけでもしてみてください。
まるい餃子はこれからも受験生を応援していきます。
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