物理が苦手だった私が1年で物理の駿台偏差値を52から73にあげるのに実際に使用した最強物理参考書を4つ紹介します。
苦手な人も多い物理は基礎固めが大事です。
そして物理で安定して得点を取れるようになると最強の武器に変わります。
また受験の武器となる受験生必須おすすめ勉強アプリ6選の記事も参考に
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最強物理参考書4選
はじめに、基礎固めから始めたい受験生はステップ1から始めてください。
私は物理のエッセンスも物理重要問題集も使いましたがどちらかでいいと思います。
そのため自分に合った方を選択してください。
また物理の基礎が完璧に身についている自信のある方はステップ2からで大丈夫です。
しかしステップ3にある新・物理入門問題演習は辞書のように躓いた単元を見てみるのはアリかと思います。
さらに力学に関しては新・物理入門問題演習を初めに解くのもおすすめです。
ステップ1(基礎固め)
物理のエッセンス(河合塾シリーズ)【目安:2ヶ月から2ヶ月半】
これは【力学・波動】編と【熱・電磁気・原子】編の2冊があります。
そしてどちらも1000円ほどで入手できる良書です。
また内容は最低限の基礎問題の集合という感じで問題数も2冊で350問ほどとそこまで多くないので集中的に解いていけば1ヶ月から1ヶ月半ほどで1周できます。
解説が分かりにくいという方もいますが私個人はそのような印象はないです。
最後に使い方ですが、まずはとにかく1周してみましょう。
そしてできた問題に○印、できなかった問題にはバツ印をつけて、バツ印の問題だけを2周目3周目で潰しましょう。
2周目以降は1周にかかる時間が短くなるので、バツ印がなくなるまで1ヶ月ほどです。
物理重要問題集(数研出版)【目安:2ヶ月】
2024 [実戦] 物理 重要問題集 -物理基礎・物理
物理重要問題集は高校で配布されることも多いですが基礎固めには重要な参考書です。
そしてこちらも1000円ほどで入手できます。
しかし物理のエッセンスと比べて入試問題が156問と少ないです。
またA問題・B問題と分かれているためとっつきやすいのが特徴です。
目安としては集中して物理をやれば1ヶ月ほどで1周できます。
最後に使い方ですが初めにA問題を全てやって、次にB問題を全てやりましょう。
A問題を1周した際ほとんど正解できたらB問題に移っていただいて構いません。
そしてB問題のバツ印が無くなるまで2周3周と解けば2ヶ月ほどで完璧にできます。
ステップ2(実践)
名門の森物理(河合塾シリーズ)【目安:3ヶ月ほど】
名門の森は解説が丁寧で分かりやすいのが特徴の人気参考書です。
そして【力学・熱・波動1】編と【波動2・電磁気・原子】編に分かれています。
問題数は134問で難易度の高い問題が多く1周少なくとも1ヶ月半ほどかかります。
そしてバツ印のついた問題がなくなるまで、2周、3周、4周、5周しましょう。
完全にできるようになるまで3ヶ月ほどかかるでしょう。
ステップ3(応用)
新・物理入門問題演習(駿台受験シリーズ)【目安:2ヶ月半から3ヶ月】
新・物理入門問題演習<改訂版> (駿台受験シリーズ) [単行本] 山本 義隆
この参考者は「数Ⅲ範囲を含み非常に難しいため大学受験には不要」と唱える受験生もいますが、私個人としては高校物理の至高の参考書にして物理を本質から理解できる唯一の参考書だと感じています。(特に力学、電磁気)
そしてこれを完璧にしさえすれば、東京大学の物理も完璧です。
しかし東大受験生以外にはステップ2までで十分かもしれません。
また問題数は125問あり1日2問か3問が限界なので1周1ヶ月半以上はかかります。
そして完全にできるようになるまで2ヶ月半から3ヶ月ほどかかります。
私は実際に4ヶ月ほどかかりました。
しかしこれは受験当日まで物理のバイブルになります。
物理の勉強方法
まず物理は時間がかかり最も難易度の高い単元である力学から取り掛かってください。
なぜなら最も基本的な単元でありながら苦手な受験生が多く得点源になるからです。
そして特に力学は必ず図を書いてください。(図は新・物理入門問題演習を参考に)
さらに入試問題の計算はどんなに面倒でも自分の手計算でできるようにしてください。
日頃から自分で計算していないとできなくなります。
最後に、最も重要で総まとめとなる新・物理入門問題演習を完璧にしてください。
そして問題をみたらスラスラと解法を書けるようになるまで何周も解いてください。
新・物理入門問題演習を完璧にできたら東大の問題でも解けるようになります。
最後に
これからも受験生を支援できる記事を書いていきますね。一緒に頑張っていきましょう。
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