今回は塾に行かずに東京大学に合格した友人の話を元に、塾なしで大学受験に挑もうとしている受験生を応援していきます。
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1)塾に行かない理由
まず理由として挙がるのは経済的な理由でしょう。
受験業界では元々家庭の経済状況によって教育格差が生じていると言われていますが、年々その様相を増しているように感じます。
しかし「お金がなければ大学に行けないの?」と思う必要はありません。
あなたが学問を探求し、将来の夢に向かって頑張りたいという気持ちを持っているなら絶対に私は応援をやめません。
次に塾を行かないことを選択する理由としては塾は時間の無駄だという考えが根底にある場合があります。
そしてこれは結論から言えばYESです。
詳しく言えば、「自主的に計画を立てて勉強できる」にとっては、です。
さらにこれは塾なしで受験をする受験生にとって必須の条件でもあります。
これを踏まえて、どうしたら塾なしで受験勉強ができるのか説明していきますね。
2)塾なしで受験する覚悟・心構え
「塾なしでも難関大学合格は不可能ではない」とはいっても、やはり塾に行くより難易度の高い場合がほとんどです。
しかし塾なしで受験勉強を頑張った経験は、必ず将来の困難に打ち勝つ底力となります。
①塾に行っている人よりも不利だと自覚する
まず第一に塾に行っている受験生より不利な状況に置かれることを自覚することが大切です。
そしてだからこそ他人より何倍も努力する必要があります。
それは勉強法を徹底的に研究したり勉強時間を無駄にしないという具体的な過程です。
しかし塾の行っている同級生に劣等感や羨望を抱く必要は全くありません!
むしろ塾に行かずに受験することに誇りを持つ気概で頑張りましょう。
②無駄な時間はない
①でも述べましたが時間は受験生にとって最大の味方であり敵です。
そして時間こそが塾に行かない受験生が塾に行く受験生に勝るほぼ唯一の点です。
塾に通う受験生は塾で授業を1日に2時間から4時間ほど受けています。
またその間は受動的に講師の話を聞いているだけの場合が多く、トップレベルの受験生でも自分の頭をフル稼働していることは少ないです。
睡眠時間、お風呂の時間、朝昼夜ご飯の時間を除き、勉強に使える時間は1日15時間はあります。
けれども塾に行く受験生はそのうち10時間超しか自学自習に当てられません。
対して塾に行かない受験生は15時間全てを自学自習に充てることができるのです。
さらに時間を無駄にしないというのは、登下校中の時間に勉強することも長時間の勉強中に適度な休憩時間を取ることも含まれています。
つまり時間を無駄にしないとは、時間を有効活用し学習効果を最大化することです。
③勉強計画を逆算して立てる
次に勉強計画を立てることの重要性です。
これは③の「時間を無駄にしない」ということを前提としています。
まず志望校の受験日程から逆算して数ヶ月ごとの長期的な目標を立てます。
例えば、「3ヶ月後の模試で数学は○点、英語は○点を取る」「7月までに理科の○分野を完璧にする」などです。
次に長期的目標から逆算して1ヶ月ごとの中期的な目標を立てます。
例えば、「4月までにこの参考書を完璧にする」「来月までにこの英単語帳を3周する」などです。
最後に中期的な目標から逆算して1週間、1日ごとの短期的目標を立てます。
例えば「明日はこの参考書を○ページ進める」「今日中に○単語覚える」などです。
さらにこの勉強計画をサポートするのは紙の手帳です。
私のおすすめは「合格手帳」というスケジュール帳です。
これは東京大学を卒業した田村仁人氏が考案したベストセラー手帳で無駄を省いたデザインが特徴的です。
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④自己流を突き通さない
続いて大事な事項として自己流を突き通さないことです。
塾に通っていない受験生は周囲の受験生の学習状況を把握していない場合が多いです。
しかしそれは自己流勉強法という名の独りよがりで非効率な勉強法を確立させてしまいます。
これは宅浪受験生にも共通していることです。
塾に通う周囲の受験生の学習状況や勉強方法を把握するために、周囲の受験生との交流は決して絶たないようにしましょう。
⑤情報収集のアンテナは常に立てておく
最後に重要なのは情報収集です。
塾に行かずに勉強をしていると外部と遮断され情報不足に陥る場合が多いです。
これは塾に通う受験生に対して大きなビハインドになります。
塾は授業や勉強の管理だけではなく、受験情報源として非常に有効なのです。
しかし今の時代、インターネットには受験に関する情報が無料で誰もが閲覧することが可能です。
唯一注意すべきことは塾などが提示している勉強法はオーバーワークなことが多く、すべての受験生に適切とは限りません。
また外部に提供している情報が塾生に対して提供している情報量と異なる場合が多いです。
そのため情報の見極めは慎重に行う必要があるのです。
3)最後に
まるい餃子はリアルで有益な情報で塾に通う受験生もそうでない受験生も応援します。
このサイトは実際の受験成功者複数が協力して運営しています。
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